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■許容応力度設計
日本の建築物は二階建て以上で構造計算が必要です。
また一階でも200㎡を超える建物も構造計算が必要です。
大きさや高さ構造によって
○許容応力度設計(ルート1)他、何種類かの計算方法があります。
○許容応力度等設計(保有水平力計算ルート2,3)
○限界耐力計算(別ルート)
最近の住宅建築は営業中心の受注競争で、少しでも安く、そして施主の
ニーズを満足して頂くために無理なプランが多いと、
私は構造計算を通して感じます。
通りすがりに新築の建物を見ると、許容応力度設計で構造計算しなければ
建てられないはずの木造住宅をよく見かけます。
しかし実際に構造計算された建物はいくつあるでしょうか?
”偏心率0.15以下”という精度で日々構造計算をしている私は、
このような建物を見ると怖くなります。
木造住宅でも、建築確認のための時間(1ヶ月程度)と構造計算費用を
必要としますが、「ご自身とお孫さんの安心・安全
」のためにも、
許容応力度設計(ルート1)をお勧めいたします。
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